そのままにしないで!歯が欠けたときの対処法とは


ご飯を食べているとき・事故でけがをしたとき、歯が欠けることがあります。体の中でも最も硬い部分のである歯。ですが、気を付けていないと簡単に欠けてしまいます。そこで、歯が欠けたときの対処法について知っておきましょう。
この記事では、歯が欠けたときの対処法についてまとめました。

目次

  1. 歯が欠ける原因
  2. 歯が欠けたときの対処法
  3. 奥歯が欠けたときの対処法
  4. やってはいけない対処法
  5. まとめ

1.歯が欠ける原因

歯は体の中でも硬い部分。しかし、気を付けていないと簡単に欠けてしまいます。そこで、歯が欠ける原因を知っておきましょう。

1-1.虫歯になる

歯が欠ける原因に虫歯があります。歯が弱くなることで欠けた状態になるのを知っておきましょう。
歯の手入れをさぼっていると歯こうでいっぱいとなります。歯こうに含まれる虫歯菌は、糖などをエネルギーとして活発になるのです。
パワーを得た虫歯菌は、酸を出し続けて浸食をすすめていきます。この酸は、歯を保護しているエナメル質を溶かすので欠けやすくなるのです。
虫歯は、小さい穴から内部へ広がっていきます。虫歯だと表面は大丈夫そうでも中がスカスカ。そのため、歯が欠けた状態となります。

1-2.歯ぎしり・かみ締め

睡眠中などの歯ぎしりが原因で欠けた状態となることがあるのを知っておきましょう。
普段の生活でストレスが多い人は、知らない内に歯ぎしりをしています。歯ぎしりとは、寝ている内に歯をかみ締めて削ってしまう症状です。
また、ストレスやデスクワークなどで奥歯をかみ締めている状態が続くことがあります。無意識に奥歯をかみ締めた状態を「かみ締め・呑気(どんき)症候群」と言うのです。
奥歯をかみ締めることで歯がすり減ります。その結果、歯がもろくなって欠けやすい状態となるのです。また、歯がすり減るともろくなるだけでなく虫歯の原因にもなります。

1-3.酸蝕歯(さんしょくし)

歯が欠ける原因として酸蝕歯(さんしょくし)というものがあるもの。酸蝕歯(さんしょくし)とは、酸性の食べ物を食べることで歯が溶けてもろくなる状態です。

  • 炭酸
  • ワイン
  • フルーツ
  • スポーツドリンク
  • お酢
  • スルメ
  • ビタミン剤

以上のものを多く食べることで虫歯と同じ状態となります。酸が多いとミネラルが無くなるためもろくなるのです。
また、歯が以下のような状態ならば酸蝕歯(さんしょくし)の可能性があります。

  • 前歯が透ける
  • 冷たい・熱いものが染みる
  • 歯の色が茶色っぽい

1-4.事故などで欠ける

歯が欠けて病院に向かう人の多くは、事故やけがです。虫歯よりも多い原因だと思っておきましょう。
また、事故の中で多いのがバイク。バイクによる転倒などで歯が欠けることが多いです。
子どもの場合は、ボールが当たる・けんか・体育の時間・部活など。さらに、お年寄りの人は、転倒が原因で歯が欠けることがあります。

2.歯が欠けたときの対処法

歯が欠けたときは、いきなりのことで戸惑うことも多いでしょう。そこで、歯が欠けたときの対処法についてまとめました。

2-1.欠けた歯が残っている場合

歯が欠けたときは、破片を拾って無くしたり割れないようにしたりしましょう。その破片が大きければ歯医者でくっつけることができます。ですが、絶対に必要ではありません。小さければそのまま歯医者に向かいましょう。
このとき、絶対にしてはいけないことがあります。それは、自分で接着すること。歯の中に接着剤の成分が染み込んで引っ付けることができなくなります。
また、歯の保存方法としては牛乳がおすすめです。牛乳に浸(ひた)しておくことで劣化を防ぐことができます。

2-2.小さく欠けた場合

歯にギザギザができる程度ならば丸めるだけの作業です。そのため、治療としては簡単となります。
また、小さなくぼみや段差が大きい場合は、「コンポジットレジン」というプラスチックで埋める治療法があるのです。治療費としても数千円で済みます。被害が大きくなる前に治療しましょう。

2-3.神経が死んでいる場合

歯が欠けた部分が大きい場合は、神経が死ぬことがあります。その場合、根が折れないようにセラミックなどで治療するのです。神経は、できるだけ残しますが数日~数か月で歯が黒くなることがあるのを知っておきましょう。

2-4.歯がグラグラする場合

事故やけがで歯がグラグラすることがあります。この場合、歯の脱臼(だっきゅう)や根が折れている可能性があるのです。
レントゲンを撮った後、周りの歯と接着して治療します。
周りの歯と固定してグラつきを無くすのが治療法です。グラグラした場合は、ほとんどがこの方法で治ります。

2-5.根ごと抜けてしまう場合

事故などで歯が根っこごと抜けることがあるのです。特に、乳歯や生えたての永久歯に起こります。
抜けた歯は洗わずに牛乳に入れましょう。もしくは、飲み込まないように口の中で保護します。歯医者に持っていけば抜けた部分に戻しくれるのです。しかし、神経は死んでしまうことがあります。

3.奥歯が欠けたときの対処法

虫歯などが原因だと奥歯が欠けることもあります。そこで、奥歯が欠けたときの対処法を知っておきましょう。

3-1.虫歯にて歯が欠けた場合

虫歯は、小さな入り口から口中に広がります。歯の中身がスカスカになっているため、食事中などにパキッと欠けることが多いです。
欠けた歯は、そのままにしないようにしましょう。まずは、虫歯の治療をしてから欠けた歯の治療を行います。虫歯が治らない限りはスカスカです。必ず歯医者に行きましょう。

3-2.歯ぎしりで欠けた場合

歯ぎしりがひどい人は、欠けてしまうことがあります。程度が少しならば歯の表面を丸めるだけで治療できるのです。
大きく欠けた場合は、歯に詰め物をします。欠け方によっては、神経が死んで大きく割れてしまうことがあるのです。歯ぎしりの傾向があるときは注意しておきましょう。

3-3.治療中の歯が欠けた場合

治療中の歯は、普通の歯よりも強度がもろくなっています。そのため、硬いものが当たると簡単に欠けてしまうのを知っておきましょう。
特に、根の治療中は絶対にものをかまないように。もし、治療中の歯を欠けたままにしておくと細菌が入って虫歯になります。

4.やってはいけない対処法

欠けた歯を歯医者に持っていくとき、やってはいけないことがあるのです。それは、欠けた歯をティッシュにくるむこと。
歯の保存方法としてもっと良いのは、口の中に含んで持っていくことです。口の中に含んでおくと乾燥せずに運ぶことができます。さらに、欠けたときと同じ状態で保存できるのもポイントです。
しかし、欠けた歯を口の中に入れることに抵抗がある人もいます。そのときは、牛乳に入れて運びましょう。牛乳に入れて運ぶことで口の中とほぼ同じ状態を再現できます。
ですが、ティッシュだと歯が乾燥して細菌も付着するので止めましょう。また、ぬらしても効果がありません。ティッシュだと空気中にある細菌から保護できないからです。

5.まとめ

いかがでしたか?
この記事では、欠けた歯の対処法についてまとめました。最後に、歯の対処法について大事なポイントについて確認しておきましょう。

  • 歯が欠けるのは虫歯・歯ぎしり・事故などが原因。
  • 欠けた歯をそのままにしておくと虫歯や別の病気を生む。
  • 欠けた程度によって治療法は変わる。
  • 根から欠けると接着する必要がある。
  • 欠けた歯は自分でくっつけない。
  • 欠けた歯を歯医者に持っていくときは、ティッシュにくるまない。

歯が欠けると見た目だけでなく生活にも支障がでます。また、歯を欠けたままにしておくと虫歯以外の病気が生まれる可能性もあるのです。歯が欠けたときは、すぐに病院へ向かいましょう。